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Q.家での仏さまの拝み方がよく分かりません。何とお唱えすればよいのですか?
仏さまの拝み方には、こうでなければならない、というものはありません。
守徳寺の住職をはじめ、お寺の者が普段している拝み方を一例としてご紹介します。
まず、ロウソクを灯し、お線香を立て、鈴(りん)を3回鳴らします。そして、合掌、つまり、両手を合わせ、いつもお守り頂いていることに感謝の気持ちを伝えます。最後に、合掌したまま頭を下げて(合掌礼拝・合掌低頭)終わりとなります。
何かお唱えしたい場合は、合掌したまま「南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)」とお唱えください。「南無釈迦牟尼仏」とは、曹洞宗のご本尊であるお釈迦様を心から尊敬し、信仰心を捧げるという意味です。
大切なのは、毎日の生活の中で、無理なく続けていくことです。こうでなければならないという形はないのですから、自分に合った形を見つけていくことをお勧めいたします。
そうすれば、そのうちにきっと、命日・お盆・お彼岸などに、自然と仏さまへの言葉が湧きあがってくると思います。
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